☆日光の有用性
アクアリウム界ではとかく嫌われがちな日光。わざわざ、日光の当たらない場所に水槽を置いている人も多いんじゃ??
しかし日光は蛍光灯には含まれていない、たくさんの種類の光を含んでいます。そのおかげでしょうか??日光は体内でビタミンDを生成したり、雑菌を殺したりと、様々な効果をもたらしてくれます。
また、光量の面で見ても、蛍光灯の光は多くて1000ルクス。それに比べて日光は、窓際の間接光でも2000ルクス、直射日光にもなると100000ルクスと、蛍光灯の100倍ですよ!!
水草だって、いつも蛍光灯の光だけじゃ物足りないんじゃないでしょうか??たまには日光を浴びさせて、思う存分光合成をさせてあげてもいいと思いますよ。
まぁ何といっても、日光を利用するのにかかる費用は0円。・・・・・これが一番の大きな魅力ですね(笑)。

☆コケ発生の心配
日光を利用すると言うと、コケの発生を心配する人がほとんどだと思います。・・・・・結論から言うと、確かにコケは生えます。しかし卓上水槽においてコケは、余分な養分を吸収してくれる、重要なタンクメイトなんですねぇ。(詳しくは「コケの有用性」を見てください。)・・・・・・・とにかくコケなんか、放っておけばそれでいいのです。

☆日光を利用する際の注意
卓上水槽に恩恵をもたらしてくれる日光。ですが、日光を利用する際にも注意がひとつ。それは”直射日光に当ててはいけない”ということです。直射日光に当てると、日光の赤外線の効果(だと思います・・・)で、水温が上昇します。
卓上水槽は水量が少ないので、水温の上がり方がハンパじゃないです。大体、1時間に10℃ほど温度が上がります。・・・1時間に10℃ですよ!!これはキツイです。
「水温の急変に気をつける」にも書いてありますが、水温の急変がメダカに与える影響はとても大きいです。丈夫なメダカでも、さすがにダメージを受けます。直射日光に当てる事だけは絶対に避けてください。

☆直射日光の防ぎ方
私の場合は
ボール紙で出来た空き箱で日光を遮っています。
これでも十分に明るいですし、温度上昇を抑える効果もありますよ。時間が経って直射日光が当たらなくなったら、空き箱を取り除いてやればOKです。

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